こんにちは。
大阪府東大阪市吉田6丁目
東花園駅前　ロータリー沿いのマンション1階にあります
よし鍼灸接骨院 東花園院です。


暦上では立春を迎えますが、まだまだ真冬日も続き、寒さの厳しい時期ですが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか？

このような寒い時期に多くなるのは、温度差による体調不良です。

今回は、その中でも特に気をつけて欲しい【ヒートショック】についてお話していきます！

ヒートショックとは

ヒートショックとは、血圧が上下に大きく変動することで起こる、健康被害の総称です。

暖かい部屋から寒い部屋への移動などによって、急激な環境温度の変化が起こります。
この変化によって、温かい場所から寒い場所へだと血管が収縮し、寒い場所から暖かい場所だと血管が弛緩することにより血圧が上下に大きく変動します。
温度差が血圧を大きく上下させるために、失神や心筋梗塞、脳梗塞が起こったりすることもあります。

高齢者や動脈硬化などの疾患を持っている人は特に注意が必要です！

ヒートショックは入浴時に起こりやすい！

ヒートショックは、特に冬の入浴時に起こりやすいということが知られています。

普段生活しているリビングなどに比べ、脱衣場や浴室では室温が極端に低くなりがちです。
冷えた環境で衣服を脱ぐと、急に体温が奪われてしまい血管が収縮し、血圧が急上昇します。
その後に温かい湯船に入れば、今度は血管が拡張して、血圧が急降下します。

このように入浴に伴う温度差が血圧を大きく上下させるために、失神や心筋梗塞、脳梗塞が起こったり、
その結果として湯船で溺れしまい、命を落とす危険性もあるのです。

ヒートショックの対策

ヒートショックは少しの工夫で対策することができます！

方法は次の通りです。


1.入浴前に脱衣場と浴室を暖かくしておく
脱衣場に小型のヒーターを置いたり、浴室内の壁に温水シャワーをかけるなどして温度と湿度を上げましょう。
湯船のお湯張りをふたを開けたまま行うのも、浴室全体を暖めるのに役立ちます！

2.湯船につかる前に、かけ湯で体を温める 寒いからといって、急に湯船につかるのはたいへん危険です！
かけ湯で徐々に体を温めてから湯船に浸かるようにしましょう。

3.湯船の温度は41℃以下とし、長風呂することを避ける
湯船に浸かっている時間は10分以内を目安に、温度も熱すぎないように気をつけましょう。

4.入浴前後には、コップ一杯の水分補給を
脱水を避けるために、入浴前後の水分補給を行うよう心がけましょう。

5.アルコール・食後すぐの入浴は控える
アルコールや食事は一時的に血圧を下げるため、直後の入浴は控えましょう。

以上のことを心がけるだけで、ヒートショックを予防できるので
ぜひ、やってみてください！

高齢者や持病のある方は、入浴前に同居者に一声かけるようにしましょう。
また同居者は、いつもより入浴時間が長いときには入浴者に声をかけるようにしましょう！
こうした声かけをしておくことで、異変があった際に迅速な対応を行うことができます。

気持ちよく入浴する為にも気をつけておきましょう！


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